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味見の会 基本方針

更新日:1月17日

アドリブ味見の会(Ad-lib tasting party) The creative music tasting party(based on Jazz theary)

京都は、日本フォークの生誕の街、日本のブルース発祥の街、そしてジャズの盛んな街でした。 京都は、ある意味「日本の音楽の震源地」だったのです。 ネットの発達、SNS、Youtubeの発達で情報は均質化し、京都からの情報発信の地位は、全国の地方都市とあまり変わらなくなってきたと思います。 そして、全国的に文化の2極化が始まっていると感じます。 アマチュアが情報発信できる状況は、質によるより、ヒット数が多い方を評価する傾向があると思います。それゆえ、大変早熟な一部の若き天才が出てくることもあるのですが、アマチュアのレベルは、下がっているのを感じます。

そして、全国的に文化の2極化が始まっていると感じます。

 アマチュアが情報発信できる状況は、質によるより、ヒット数が多い方を評価する傾向がある世の中に向かいつつある、と思います。


技術的な進歩は急激に進みながら、一方、多くの雛形が用意され、音楽的なダイナミックな創造力に目を向けるには、積極性が求められるようになったと感じています。

また、情報過多の世の中で、損得が数値化する中、芸術で生きる夢を描くのは難しくなっているようにも感じます。

現代人は、昔に比べてあらゆることが忙しい。 ならば、質の高い音楽を、普段の生活の中で創造を楽しむことができるようにお手伝いすることが、私の社会に向けての仕事である、と考えるようになりました。 人は、言葉を巧みに使い1歳ともなると大人の言うことを理解します。 人は、生まれながらにして、周波数の変化を感じ取り、それに高度な意味を感じる本能と共に生まれて来た、と感じるようになりました。 音楽は、言葉を補い、喜怒哀楽の感情や言葉に出来ない美しさを共有する人間特有の最も大切な能力であって、それを疎んじたりしてはならない、と、私は考えるようになりました。 それが「味見の会」の出発点です。 是非、ご理解いただけたらと思います。                                 岡本博文 ②プロジェクトタイトル 「アドリブ味見の会」

以前「ジャズ味見の会」と呼んでいましたが、ジャズにこだわらず、あらゆる音楽の作曲、即興演奏の支援の形をとりつつあるので、

「アドリブ(即興)味見の会」としばらく呼んでみようと思います。


また、ジャズのやり方は、先人たちがその場ですぐ使えるように、西洋クラシック音楽から学んできたものなのです。

だから、中身はクラシック音楽そのものと言えると思っています。

それで、副題に「Tasting Party For Creative Music(Based On Jazz Theory)」とつけることにしました。


僕にとって、音楽は鑑賞するものとして出会い、憧れ、自分でも音楽を作れたら良いなあ、と思ったのが

発信者としてのきっかけだったと思います。

とりつくしまもなく感じた作曲、受け手から発信者への道は「鼻歌」か「楽器と戯れる」からしか始まりませんでした。

そして、仲間が出来、みんなでそういうゲームに熱中していった。


その時に、今の僕のような大人がいたら、何が変わっただろうか?

というのが「味見の会」の発想の原点です。

「『適当に演奏してみる』って何?」という疑問に、僕なりに答え、

みんなで気軽に楽しんでいただければと思います。 ③対象 プロ、アマチュアを問わず、創造力を広げる機会を熱望するすべての人を対象にします。 以下、主な対象です。

1)クラシック奏者の創作活動の支援

作曲科を除いて、クラシックの高度な音楽教育に置いて、演奏家の創作活動の発想は皆無でした。

あらゆるジャンルに対処する即興能力、創作能力の開発をゴールに、クラシック演奏家に向けて、実験的なプログラム作りを続けます。 2)高校生の創作活動の支援 高校時代の経験は、一生の趣味趣向を決める大事な時だと思います。 高校軽音楽部や吹奏楽部に、即興のみならず、トータルに良質な基礎的練習法のアドバイスを中心に創作的な活動の支援を行なっていきます。 3)生涯音楽を続ける地域のアマチュア音楽愛好家のレベルアップの支援 音楽は、人生に潤いを与え、正しい判断や直感も向上すると思います。 地域社会の音楽レベルは、その地域の文化レベルそのものであり、生涯音楽を楽しむ方々が増えることが望ましいと考えます。

そういった土壌から、多くの才能ある人たちが育っていく。そんな夢を実現したいと思います。 4)京都を訪れる様々な人への音楽支援 京都には、日本中、あるいは世界中から京都の文化を味わいに、たくさんの方々がお越しになります。こういう方々のために、短期間で「創造力の方向性」の味見をしていただく機会を与えていきたいと思います。 「味見の会」は、今までの教室とも、音楽学校とも違った教育の世界最先端を目指します。 「何か最も新しいやり方を知りたければ、京都にお越しください」の実現を目指します。

④プログラム 1)ジャズ味見の会ベーシック  2つの味見のプログラムを体験していただきます。 初心者でもかまいません。ご興味があれば、見学でも結構です。 また、何度でも受講可能で、受講の度、新たな発見があると思います。 ・現在は、12音出る、ご自分の楽器で、参加をお勧めしています。 民族楽器や特殊な楽器の場合は、ピアノや鍵盤ハーモニカでの参加をお勧めしています。 ・キャリアはあるが、譜面が読めないギタリストにも対応します。 ジャンルも関係ありません。元々ギター教室ですので、完璧に対応できます。 2)ジャズ味見の会アドバンス 現在、クラシック奏者、譜面が読めないギタリストを対象に、 ベーシックを受講した方々を対象に以下のセミナーを開催いたしました。 Ⅰ)コードとは? コードごとのスケール設定。(テキスト代、別途必要) Ⅱ)ブルースとブルースメロディーの味見 Ⅲ)さらに発展したブルースメロディーの味見 Ⅳ)ブラジル音楽の解説とその味見 Ⅴ)タンゴの即興の味見 Ⅵ)ジプシースイングの即興の味見 Ⅶ)ピアニストへのジャズらしいコードの展開と味見 3)おさらい会(セッション大会) 味見の会で、行なったレパートリーに基づいて、 過去参加者で、セッション大会を行なっています。

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