「丸サ進行」と言うものをYoutubeチャンネルや様々なところで、岡本が解説しています。
「丸サ進行」と言う命名は、椎名林檎さんの「丸の内サディステイック」と言う曲のコード進行から来ているとのこと。
聴いてみるとグローバーワシントンJrの「Just A Two Of Us」のコード進行にとっても近い。
このコード進行を使って、J-popやら、最近のちょっと意識高い高校生が曲を作っているのが判明したので、コード進行の解説のビデオを作りました。 ・このコード進行のアナライズ ・このコード進行の由来 ・このコード進行の発展形
・このコード進行の上で何を弾けばいいのか?をサックリ。 25分の内容ですが、見れるところまでで十分です。(笑)
それより、アンサンブルの作り方を高校生向きに説明したものが評判も良く、 僕自身、大事だと思うので、よろしければこっちをチェックしてください。 こちらは、アップロード時点からプロの音楽家からも何人も褒めていただきましたが、 アップロード&編集事故(画面の乱れ、音と運指が違うetc)などがあったので、 再アップロードしました。 既にご覧いただいた方も、以下の正規版をご確認ください。
いきなりアナライズから脱線しましたが、、、 このコード進行は、以下のような仕組みで出来ていて、 ここではいつものようにKey=Cmに直してみました。 何でもかんでも、Key= CかKey=Cmに直すと、曲の本当の姿が見えてくると思うんです。
物事は、単純にしていくと本質が見えてくると思いますから。 本当は、以下のようなコード進行から始まるんだと思います。
4小節目は、飾り。セカンダリードミナントはそもそもが飾り。それがカラーになるんですけど。 1小節目も、サブドミマイナーは、AbM7、Fm7,Dm7-5,Bb7など、置き換えも可能なところですが、これさえもG7を面白くするための飾りだと言えなくもない。 と、僕は思います。 飾りを駆使すれば、以下のようなバリエーションも出来ます。
さらにジャズプレーヤーなら、7thコードをⅡーⅤに分けちゃいがちです。
ここまでやると、趣味によってはウザいので、もう少しシンプルにすると
ちょっとお洒落で。クールな印象になるかも。
で、こう言うコード進行になると、「アドリブとかどうしたらいいねん」と、言うことになるんですけど、僕は「迷ったら、Cマイナーのブルース弾いとき」と言います。
大概の人が、勘でCマイナーペンタらしきものを探しだして自信なさげに弾き始めるんですが、自信をもって、音が外れそうなら、上手く避けて歌いきることもよしだと思っています。
つまり、自信の無い人に理論的根拠を与えるビデオです。(笑)
ご覧ください。
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人間の耳は、眼と同じく錯覚を起こすと僕は思います。
それと上手く付き合う、あるいは使いこなす方法を見つけるのは、僕らの大きな仕事だと思うんです。錯覚している自分を発見したり。音楽だけでも無いのかもしれない。
丸サ進行に使うフレーズに焦点を当てて、しばらくInstagramもアップします。
https://www.instagram.com/hirofumiokamoto_edu/
これも
https://www.instagram.com/hirofumiokamoto_edujazz/
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