僕の心がけるモノ。シンボルを大事に。曲の片方の扉をオープンに」Blue Nile作曲の舞台裏
- 2月22日
- 読了時間: 3分
こんにちは、岡本博文です。
おかげさまでBlue NileのYouTubeチャンネルが好調です。
2025年1月のチャンネル登録者数が450人、ちょうど1年ほどで30,000人超え。今日現在で32,030名さま。本当に皆さま、ありがとうございます。
僕自身がBlue Nileというバンドの一番のファンとして、また新しい音を届けたいなとワクワクしてきます。
今日は、僕が曲を作るときに大切にしている「頭の中の風景」について、少しだけお話しさせてください。
よく「曲作りが早いね」と言われるのですが、
最初から、そうだったわけでは無いんです。
「カッコつけたい自分」との戦い
作曲をしていると、つい「自分を凄く見せたい」「奇抜なコードで驚かせたい」という欲が出てくることがあります。でも、そうやって「いいカッコ」をして作った曲って、何かしらが生まれないまま形になっている場合が多いんです。
大概の場合、作曲をする時、演奏者の顔が浮かんでいます。
「このリズムなら、あの人はどんな顔で叩くかな」 「このメロディ、彼女ならどう色づけしてくれるだろう」
しかし、彼らの顔を思い浮かべ過ぎると、
いつの間にか自分が勝手に想像する人間関係が
アイディアの障壁になっている場合もあるんです。
音楽は「この指とまれ」でできている
だからこそ、僕が作曲を始める時は、究極を言えば「この指とまれ」だと思っています。
でないと、自分の芯がブレてしまい、いずれ言葉に詰まってしまうのです。
しかし、一方で、
自分が「これ、いいと思わない?」と差し出した指に、信頼する仲間が止まってくれる。そして、僕がメンバーの差し出す指に止まる。
仲間に頼り、また仲間からも頼られる。 そんなふうに、誰かと関わることで生まれる音楽こそが、僕にとって一番幸せな響きなんです。
そうでないと自己満足の域を出ない。
そういうやりとりを繰り返してきた事で、自分の提示するものは、だんだんシンボルのようなものしか、書かなくなってきたし、シンボル以外を削ぎ落とす訓練になってきたと思います。
もちろん、メンバーに新曲を投げるときは、今でもテストの結果を待つ学生のようにドキドキします。照れ隠しで「ちょっと、ものの弾みで作っちゃったよ」なんて軽口を叩いてしまいます。ものの弾みは、本当なんですが、本当はいつだって真剣勝負です(笑)。
テクニックの先にあるもの
ビートルズを分析したり、複雑なコード進行を研究したり……そうした「技術」の積み重ねは、もちろん自分を助けてくれます。
でも、最後に行き着くのは、テクニックを超えた先にある「仲間の体温」や「心のウキウキ」です。それが感じられないときは、潔くボツにする。
そんな泥臭い試行錯誤を繰り返しながら、一曲一曲を紡いでいます。
僕のギター教室でも、単に指を動かす技術だけでなく、自分に嘘のない音。
誰かと音を合わせる喜び、そして「音楽で繋がる幸せ」を、皆さんと一緒に探していけたらいいなと思っています。

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