場所と記憶〜仕込んだフレーズがステージで出ない理由

更新日:3月11日

僕は、最近、場所と記憶は、密接に関係していると思います。

例えば、「あれは、台所にあったはず。取りに行こう。」と自宅スタジオを出て、

そこについた時「あれ?俺、何を取りに来たんだって?」と思うことがあります。

で「なんだっったっけ」とスタジオに戻ると「ああ、そうだった!」と思い出す。

最初は「ボケて来たか」と思ったけど、よく考えると若い時からそういうことはあった。

それは、記憶や衝動が、場所と深く一致しているからではないか、と僕は思うんです。

一生懸命練習してこうしようと思ったことが、ステージに立つと全然出ない。

そういうのは「あがり症だから」「まだ、体に十分入ってないから」と色々

理由はあると思うのですが、僕は練習した場所とそれを再現する場所が違うからも、

理由の一つではないか?と思うんです。

だから、環境を変えて、それを再現することは、すごく大事なのではないか?

と考えるようになりました。

だから、レッスンでもセッション形式で基礎フレーズを練習したり、

生徒の方々のセッション大会を敷居の低い形で開催するのは、とっても必要だ、

と考えるようになりました。

僕は、何事も「現場」と「経験」だと考えていて、

毎回、いろんなことをバランス良く周到に用意するのは、僕のポリシーでもあるんですけど、

その場になってみないと、その場のベストはわからない、と思っています。

「現場」というのは、いつもはない興奮と緊張感と。そして、楽しみとちょっとした失望感が、

ごちゃ混ぜになり、生活の記憶の句読点になる。

それが多いのが、充実した毎日、人生になるのかな?と思います。

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今日は、3月9日。2021年、3月9日は、村上ポンタ秀一(ドラムス)さんの命日です。

彼との思い出は、そんなかけがえのない句読点で、いっぱいです。合掌。

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