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精神科医のスタッフバンドのお手伝い

先日、出町柳のウエノ診療所のスタッフバンドのクリスマス会の演奏のお手伝いに行ってきました。




上野光歩先生は、今から30年前「精神病棟に鍵がかかって、そう診断されたら一生閉じ込められているのはいけない」と斧で鍵を壊して回った人だそうです。 この頃、その運動に加わった学生たちは、今や事業所の責任ある職にあります。 そんな30年の歴史を持つスタッフバンド。 先生がエレキギターを弾きたいというので、レッスンに伺うことになったのは、7、8年前。長い付き合いの間に、皆さんを大変尊敬するようになりました。 音楽家は、プレッシャーもストレスも多く、精神科に通うひとも多い。 ストレスは、現代人にとって大きな問題とお付き合いし始めて感じるようになって、僕が誰かから相談を受けると、先生をご紹介するようになった。 先日も、ご家族が「年に一度『あの世からメッセージが来る。』と言い出して、錯乱状態になり大変だ」と、ある人から相談を受けた。 年に1回のクリスマスパーティーのリハーサルの後、僕も深刻な面持ちで食事の席で相談すると、一同、にっこり笑って顔を見合わせる。 先生「年に一度なら、軽い方」皆さん「僕らは、年中そうなってる人をお相手してますから」

「でも、そうやって言ってあげるだけで治る人も居るんですよ」


「そうなる前に、ちゃんとストレスを改善してあげると、それは予防できるんです」

そういう皆さん顔は、いつも余裕があり、平和な笑顔がある。

先生は「まあ、僕らはプロやからねえ。僕も岡本くんが弾いてるのを見て、何のこっちゃわからんけど、そういうもんちゃうか?」と笑う。

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人間には、コミュニティーが必要で、毎日を楽しみ、生活に彩りを添えるのが音楽だ。

そう強く思うようになったのは、先生たちの影響が大きい。


いろんな人がいて、自分を大切にそれぞれが楽しく充実した毎日を送れれば、それを幸せと呼ぶのではないか?と思うようになったのが、『味見の会』の根っこにあります。


年に1回だけ集まって練習する彼らの人としての心のゆとりを最近、また強く感じるようになりました。あやかりたいと思っています。

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