楽器の選択について

良く質問を受けるのですが、僕の個人的な意見を言うと、ギターというのは、とてもパーソナルなものだと思います。 だから、楽器の選択は、自由といって良いと思います。 大まかに、ジャズ専門ならフルアコ。時々、フュージョンやブルースをやるなら、ギブソン系のギター。ブルースやカントリー系の要素が多いならフェンダー系のギターを選ぶのが良いと思います。 こういう話題は、Youtubeで多く取りざたされているので、それを参考に大いに悩めば良いと思います。なんでも手に入れるまでが、楽しいと思いますので。 <最初の楽器> 最初の楽器は、一番好きなギタリストが使っている楽器か、それに似たものを楽器屋の店員さんに聞くのが良いと思います。最初は、楽器の色も気になるでしょうし、楽器を手に入れたワクワク感が大事だと思います。 遠慮無しに、何でも疑問は聞いて、質問ぜめで良いと思います。楽器屋の店員さんは、音楽が好きでしょうがない人がやる職業ですから。 それから、たくさんの楽器を試奏させてもらう事です。 同じモデルでも、楽器はアタリはハズレがあり、全部が同じとは限りません。 だから、僕は楽器は基本的にネットで買うものではないと思います。 何度も楽器屋に足を運んで、自分の目と耳で判断して、 「ご縁」を感じて、買って欲しいと思います。 ************ <ヴィンテージギターについて ギターの値段について> 僕自身、ヴィンテージのギターを使っていますけど。 フェンダーの66年のギターは、イーストヴィレッジギターのガンさんの持ち物でした。 それまで、どうしても欲しい音のストラトが見つからず、その時、非売品でイーストヴィレッジギターの壁に飾ってあったのを弾いて、バッチリ心にハマったのです。 僕は、ヴィンテージ至上主義にそれからしばらくハマりましたが(笑)、今は、バランスが良い、良く鳴る楽器なら、それで良いと思います。 実際、うちの生徒さんで、フェンダージャパンの6万円の楽器でも、とってもバランス良く鳴るギターを持っている人が何人か居ます。そういう時は「自分が楽器につぎ込んだ今までのお金は何なんだ!?」とショックを受けますけど。(笑) また、長い事親からもらったヤマハのギターを使ってる女の子もいます。 これもそう高くないモデルですが、うちの教室で今一番綺麗な音でブルースを弾きます。(笑) じゃ、ギターは値段じゃない、と言いきってしまうと語弊もある。 うちの生徒さんで、ヴィンテージの50年代、60年代初期のストラトを持っている人が居て、セッション大会で触らせてもらって「わあ、全然違う!」と興奮してる子たちを見ると「やっぱり分かるんやなあ」と思いますし、別の子は「?」みたいな子もいます。 やっぱり、ご縁なんでしょうね。僕は、ヴィンテージ大好きですけど。 一方で、すごい高い値段のブティックメイドのギターを買う人も居るんですが、僕自身は、要注意だと思います。アタリもあるのですが、それほどお金を出すほどのものでもない、と思う物も多いんです。買った後に自慢げに持ってこられても、せっかくのギター、褒めないわけにも行かず、、、。(笑) 必ず、今使っている自分の1番のお気に入りのギターを購入前に持っていって、どこが今のと比べて、どういいのか、冷静に判断したほうがいいと思います。 買ってからすぐに改造する人、改造ありきで買う人がいるんですが、僕の個人的な意見では、目が飛び出るほど良くなることは殆どなく、最初から何か特別なご縁をその音から感じてから、そのまま大事に弾きこむことが近道と思います。 だから、最初から財布を握り締めて楽器屋に行くより、どうしても気にいったら、取り置きしてもらって、別の日に自分の楽器を持って、弾き比べする冷静さをお勧めします。ギターコレクターで無ければ。 <調整の大事さ> 僕は、何より楽器の調整が、まず大事だと思っていて、うちに初めて来た生徒さんには、イーストヴィレッジギターにガンさんを紹介し、一度は、レッスンの前に、彼の調整を受けてもらってます。長年、お世話になっていて、日本中の音にうるさいプロが彼の調整を頼りに集まって来る人です。 専門家のメンテナンスは大事で、多くの人がうちに来るまで、かなり酷い状態でギターを弾いていることが多い。レッスンを始めるにあたり、最初からギターを新調する気の人も多いのですが、結構買わずに済んだりしてます。



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